※本記事はプロモーション(広告)を含みます。
「自然素材でリフォームしたいけれど、あとで後悔しないか不安」と感じていませんか。
- 無垢床や漆喰のお手入れの手間
- 子どもがつける傷や汚れ
- 一般的な建材との費用の差
- 後悔したという口コミ

本物の木や漆喰の家に憧れるけど、何年たっても満足できるのかな。
ひいちろう犬わが家は実際に自然素材でリフォームして、子どもと6年暮らしています。良かった点も大変だった点も、包み隠さずお伝えしますね。
結論から言うと、自然素材のリフォームには手間も費用もかかります。それでも、わが家は「選んでよかった」と感じています。
この記事では、マンションを無垢材と漆喰でリフォームして6年住んだ本音を、良い点と注意点の両面からまとめました。読み終えるころには、ご自身の家族に合うかどうかを判断できるはずです。
- 6年住んで実感したメリット
- 後悔しやすいデメリットと対策
- 素材と業者の選び方
- 費用を抑えるコツ
わが家の自然素材リフォーム実例

体験談を読むときに気になるのは、書いている人がどんな家で、どんな素材を使ったのかではないでしょうか。条件が違えば、感じ方も変わるからです。
わが家はマンションを、無垢材と漆喰を中心にリフォームしました。リビングには明るい杉、収納には節のあるパイン材というように、場所によって素材を使い分けています。まずは、わが家の条件と使った素材を一覧で紹介します。ご自身の家と比べながら読んでみてください。
リフォーム時期と住まいの条件
わが家のリフォームは、新築ではなくマンションのリフォームです。既存の建物や管理規約に合わせて、素材や工事の内容を決める必要がありました。
- 住まい:マンション(リフォーム時に築31年・2LDK)
- 施工期間:2021年2月〜4月
- 家族構成:夫婦と子ども(当時6歳と4歳)
- 住んでいる年数:約6年
同じようにマンションでリフォームを考えている方は、わが家の条件と照らし合わせながら読み進めてみてください。
使用した自然素材の一覧
わが家で使った自然素材は、床と壁と天井をあわせて6種類です。見た目だけでなく、場所ごとの使いやすさや費用も考えて組み合わせました。
| 素材 | 使った場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 杉(節なし) | リビングなど目に触れる場所の床 | 明るい色で木目が美しい |
| パイン材(松) | クローゼットなどの床 | 節があり杉より費用を抑えやすい |
| ヘムパネリング | 天井の装飾 | 北米原産の針葉樹の板材 |
| 漆喰 | 人目に触れやすいリビングや玄関の壁 | なめらかな質感で補修しやすい |
| 珪藻土 | 湿気がたまりやすい風呂場の脱衣所 | 湿気を吸ったり吐いたりする力が高い |
| オガファーザー | ダイニングのアクセント壁、寝室、収納の壁と天井 | 紙と木片でできた壁紙(わが家は無塗装) |
それぞれの素材の住み心地は、このあとのメリットとデメリットで詳しくお伝えします。
場所ごとの無垢材の使い分け
無垢材は、人目につく場所とそうでない場所で種類を変えるのがおすすめです。同じ杉でも、節のないものは見た目が美しい分、値段が上がるからです。
わが家では、リビングなど目に触れる場所に節のない杉を、クローゼットなど見えにくい場所に節のあるパイン材を使いました。節のない杉は床全体が明るく、部屋が広く見える仕上がりになっています。
見せる場所にお金をかけ、見えない場所で抑えると、満足度と費用のバランスが取りやすくなりますよ。
自然素材リフォームのメリット5選

自然素材のリフォームでいちばん良かったのは、毎日の暮らしの中で心地よさを感じられることです。見た目の美しさだけでなく、足ざわりや部屋の空気感にも違いがありました。
ここでは、6年住んで実感したメリットを5つに絞って紹介します。どれも完成直後ではなく、長く暮らしたからこそ分かったことばかりです。これから素材を選ぶ方は、ご自身の家族に当てはまるかを考えながら読んでみてください。
無垢材ならではの美しい木目
無垢材の最大の魅力は、本物の木だけが持つ木目の美しさです。最近は木目を印刷した床材も増えましたが、近くで見ると質感の違いがはっきり分かります。
わが家は節のない杉を選んだので、床全体が明るく、光が当たると木目がやさしく浮かび上がります。毎日目にする床だからこそ、見るたびにうれしい気持ちになれるのは大きな魅力でした。
家で過ごす時間が長い方ほど、この違いを実感できるはずです。
漆喰の質感と自分でできる補修
漆喰の壁は、やわらかな質感と補修のしやすさが魅力です。ビニールクロスのような継ぎ目がなく、光の当たり方で表情が変わります。
小さな欠けや剥がれなら、補修材を使って自分で直せるのも安心材料です。ただ、わが家では6年間、漆喰の壁を自分で補修したことは一度もありません。小さな子どもがいても、漆喰の壁には意外と汚れや傷がつかないものです。
傷むたびに張り替えが必要なクロスと比べて、長く付き合いやすい壁だと感じています。
裸足で過ごしたくなる無垢床の肌触り
無垢の床は、思わず裸足で歩きたくなる肌触りです。木そのものなので、合板の床のようなひんやり感やベタつきを感じにくいからです。
わが家では、スリッパを履かずに過ごすのが当たり前になりました。特に夏場は裸足で過ごせるので、子どもにとっては足の裏の感覚を育てるのにも役立っていると感じています。はだしで過ごす保育を取り入れた園児は、ふくらはぎの筋肉や腱の発育が良い可能性があるという研究や、足の指をよく使うことで土踏まずの発達につながるという報告もあるほどです。
子どもたちは裸足で過ごすのが当たり前になっていて、冬でもこの草履を裸足で履いて外で遊んでいます。
素足で過ごす時間が長い家族ほど、この心地よさを実感できるでしょう。
化学物質を気にしにくい安心感
自然素材の家には、化学物質への不安を感じにくい安心感があります。接着剤や塗料を多く使う建材に比べて、素材そのものの成分がシンプルだからです。
わが家は小さな子どもがいたこともあり、リフォームのときにシックハウス(建材などから出る化学物質が原因とされる体調不良)の心配をしなくて済んだのは大きな安心でした。
ただし、体への影響の感じ方には個人差があります。不安がある方は、使う塗料や接着剤まで業者に確認しておくと安心ですね。
売却時のアピールポイント
自然素材のリフォームは、こだわりの内装を求める買い手へのアピールポイントになります。無垢材や漆喰を使った部屋は、よくある内装の物件と比べて個性が際立つからです。
ただし、リフォームにかけた費用が、そのまま売却価格に上乗せされるとは限りません。大手不動産会社のメディアでも、売却価格は立地や築年数の影響が大きく、個性的な内装は買い手の好みによっては評価されにくいと説明されています(東急リバブル・三菱地所リアルエステートサービス)。わが家はまだ売却していないので、実際の査定額は分かりません。
売却で得をするためではなく、家族が心地よく暮らすための投資と考えるのが、後悔しないコツだと思います。
自然素材で後悔しやすいデメリット

どんなに気に入っている家でも、良いことばかりではありません。自然素材は生きた素材なので、一般的な建材とは違う手間がかかります。
ここでは、わが家が実際に困ったことや、事前に知っておけばよかったと感じたデメリットを5つまとめました。デメリットを知ったうえで選べば、後悔はぐっと減らせます。特に小さな子どもがいる家庭は、最後の項目までチェックしてみてください。デメリットごとに、わが家で試した対策もあわせて紹介します。
一般的な建材より高い費用
自然素材のリフォームは、一般的な建材より費用が高くなりやすいのが最大のデメリットです。無垢材や漆喰は材料費が高いうえ、職人の手間もかかるからです。
一般的な相場と、わが家の実際の金額を比べてみました。
| 1㎡あたりの目安 | 一般的な素材の相場 | 自然素材の相場 | わが家の実例 |
|---|---|---|---|
| 床(材料費のみ) | 複合フローリング 3,000〜8,000円 | 無垢フローリング 10,000〜30,000円以上 | 杉の無垢フローリング 約8,200円 (今の物価で約1万〜1万1,500円) |
| 壁・天井(材料費+施工費) | ビニールクロス 1,000〜2,000円 | 漆喰 4,000〜10,000円 | 漆喰 約4,700円 (今の物価で約5,600〜6,500円) |
| 壁・天井(寝室や収納など) | ビニールクロス 1,000〜2,000円 | オガファーザー ビニールクロスより高め (通常は仕上げの塗装が別に必要) | オガファーザー(無塗装) 総額17万2,000円 約79㎡・1㎡あたり約2,200円(図面からの概算) |
わが家は、杉のフローリング約56㎡の材料費が46万円、漆喰は壁と天井あわせて約90㎡で43万円でした。どちらも2020年12月時点の見積もりなので、木材価格や建築費が上がった今なら、2〜4割ほど高くなると考えられます(建設物価調査会・林野庁のまとめ)。
相場と比べると、わが家は自然素材としては安い方でした。それでも複合フローリング(合板の上に薄い木を貼った一般的な床)よりは高く、漆喰もビニールクロスの数倍の費用がかかっています。オガファーザーも、通常は上から塗装して仕上げる壁紙なので、ビニールクロスより費用は高めです(参考:クオホーム)。(相場の出典:ミツモア・クレクス)。
ただし、使う場所を絞ったり、設備を施主支給したりすれば費用は抑えられます。詳しくは「自然素材リフォームの費用と節約術」で紹介しますね。
無垢フローリングの傷とへこみ
無垢フローリングは、合板の床より傷やへこみがつきやすい素材です。表面を硬い樹脂で覆っていないため、物を落としたり家具を引きずったりすると跡が残ります。
わが家でも、子どもが重いものを床に落として、大きなへこみができたことがあります。住み始めたころは小さな傷もこまめに補修していましたが、傷が増えるにつれて、だんだんやらなくなりました。細かい傷は、年月とともに色がなじんで目立ちにくくなるのも無垢材の特徴です。
- 画鋲でへこみに浅い穴を数か所
- へこみの上に固く絞った濡れ布
- 布の上から数秒ずつスチームアイロン
- 戻りきるまで数回のくり返し
- 乾燥後に細かい紙やすりとオイルで仕上げ
木が水分と熱を吸ってふくらむことで、浅いへこみなら目立たなくなる場合があります。表面の薄い板がはがれるおそれがあるので、複合フローリングには使えません。同じ場所に長く当てると焦げることもあるので、目立たない場所で試してから行ってください(参考:クレクス)。
- 家具の脚にフェルトを貼る
- よく遊ぶ場所にラグを敷く
- キャスター付きの椅子にマットを使う
季節で起こる反りや割れ
無垢材は、季節によって反りや割れ、すき間が出ることがあります。木は空気中の湿気を吸ったり吐いたりして、伸び縮みするからです。
ただ、わが家の場合はマンションの内装リフォームなので、すき間風が入るといったデメリットは感じていません。マンションは鉄筋コンクリート造で気密性が高く、無垢材が外の空気に直接さらされないことも理由だと思います。マンションのリフォームに限っていえば、反りや割れを過度に心配する必要はないと感じています。
ただし、暖房で空気が乾燥する冬は、床板どうしのわずかなすき間が目立つこともあるようです。気になるときは、施工した業者に相談すると安心ですよ。
拭いても落ちにくいシミ
無垢の床は、インクや食べこぼしがシミになりやすいのが悩みどころです。木が水分や油分を吸い込むため、時間がたつと拭いても落ちにくくなります。
わが家でも、プリンターのインクを交換しているときに床に垂らしてしまい、シミが残りました。無塗装の無垢材なら、目立たない場所で試したうえで表面を紙やすりで薄く削ると、シミが目立たなくなる場合もあります。
こぼしたらすぐに拭き取ること、オイルやワックスで表面を保護しておくことが、いちばんの予防になります。
子育て中に増える傷と汚れ
小さな子どもがいる家庭では、傷や汚れは避けられないと考えておくのが現実的です。おもちゃを落としたり、飲み物をこぼしたりする機会がどうしても多いからです。
わが家も、子どもが幼児から小学生になるまでの間に、傷や汚れは少しずつ増えました。特に印象に残っているのは、子どもが重いものを床に落としてできた大きなへこみです。プリンターのインクを交換しているときに、うっかり床にインクを垂らしてシミになってしまったこともありました。
完璧な状態を保とうとせず、家族の歴史として受け入れる気持ちがあると、自然素材の家をもっと楽しめますよ。
自然素材の家に6年住んだ本音

施工した直後の感想と、何年も暮らした後の感想は、同じとは限りません。季節ごとの湿気や毎日の掃除、子どもの成長とともに増える傷など、住んでみて初めて分かることがたくさんありました。
ここでは、6年間の暮らしの中で感じた住み心地を、快適さと手間の両面からありのままにお伝えします。完成直後の写真だけでは分からないリアルな変化を、ぜひ確かめてみてください。これから素材を選ぶ方の判断材料になればうれしいです。
梅雨や冬の湿気と快適さ
無垢材や漆喰には、湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用があるといわれています。部屋の湿度の変化をゆるやかにしてくれる素材だからです。
ただし、調湿作用があるといっても、冬の結露や梅雨のジメジメをゼロにできるわけではありません。わが家では、次のような工夫を組み合わせて快適に過ごしています。
- 冬の結露は二重窓(2枚ガラスと樹脂の枠の内窓)で断熱
- 梅雨から真夏は網戸からの外気と扇風機
- 耐えられない暑さの日だけクーラー
クーラーを使うのは、1年で最も暑い時期の10〜15日ほどです。それ以外の日は、網戸からの風と扇風機だけで快適に過ごせています。
感じ方は住まいの条件によって変わるので、あくまで一つの例として参考にしてください。
扇風機と合わせて部屋の空気を回したい方向けに、静かなサーキュレーターの選び方を別の記事でまとめています(関連記事:日本メーカー製の静音サーキュレーター8選)。
毎日のお手入れの手間
自然素材の家は、毎日の掃除と定期的なお手入れを分けて考えると負担が減ります。毎日の掃除は普通の床と大きく変わらず、手間がかかるのは定期的なオイルやワックスがけだからです。
- 毎日の掃除:掃除機をかけるだけ
- 定期的なお手入れ:1年に1回ほどのオイル塗り
- 使っているお手入れ用品:天然素材のミツロウワックス
お手入れ用品は、天然素材のミツロウワックスがおすすめです。ミツロウであれば基本的にどれでもよいと思いますが、わが家では次の商品を使っています。
6年後の傷みと経年変化
無垢材は、年月とともに色が濃くなり、ツヤが出てくるといわれています。長く住むほど、施工直後とは違う味わいが出てくる素材なのです。
わが家の床と壁の変化を、施工直後と現在の写真で比べてみました。家の様子が分からないように、床と壁の部分だけを切り抜いています。

杉の床は、施工直後の白っぽい色から、6年でしっとりした濃い色に変わりました。キッチンの前など、よく歩く場所には黒っぽいシミも増えています。なお、6年後の写真は夜に照明の下で撮ったので、施工直後の写真に近い色味になるよう補正しています。

漆喰の壁は、小さな子どもがいても、目立つ汚れはほとんどつきませんでした。写真は別の部屋の壁ですが、どちらも同じ漆喰です。変化といえば、細いひびが入ったくらいでした。

床には、インクをこぼしたシミや、重い物を落としてできた傷も残っています。無垢の床に傷がつくのは避けられないので、住んでからがっかりしないよう、あらかじめ知っておくことが大切です。
完成直後には分からない経年変化こそ、長く住んだ人にしか伝えられない情報だと思います。
足音や生活音の変化
マンションで無垢フローリングを使う場合は、足音や生活音への配慮が欠かせません。多くのマンションでは管理規約で床の防音性能が決められており、無垢材でも基準を満たす施工が必要だからです。
わが家では、管理規約で決められた防音性能を満たすように、無垢フローリングの下に遮音等級「LL45」の遮音マットを敷いてもらいました。LL45は床の音の伝わりにくさを表す等級の一つで、数字が小さいほど下の階に音が伝わりにくいことを示します(参考:All About)。基準を満たす施工は欠かせませんが、それだけで安心とは言い切れません。
ただし、子どもが小さいうち(就学前から小学校低学年くらいまで)は、走り回ったり物を落としたりと、親の言うことを聞かない場面も多いものです。この時期は、フローリングの上に防音マットを敷くなど、追加の対策をしておくと安心ですよ。わが家では、手軽に敷ける置き畳を12枚使っています。
音の問題はご近所との関係にも影響するので、計画の段階で業者に必ず確認しておきましょう。
後悔しない素材と業者の選び方

自然素材のリフォームで後悔しないためには、素材選びと業者選びがとても大切です。同じ無垢材でも、木の種類や使う場所によって、見た目も傷のつきやすさも変わります。
さらにマンションでは、管理規約や防音のルールで使える素材が限られることもあるので注意が必要です。ここでは、わが家の経験から分かった素材の選び方と、自然素材が得意な業者の見つけ方を紹介します。業者選びで迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
場所に合わせた素材の選び方
素材は、見た目を重視する場所と費用を抑えたい場所で分けて選ぶのがコツです。すべてを最高級の素材にすると、費用がふくらむうえ、お手入れの負担も増えるからです。
- リビングは節のない杉
- クローゼットは節のあるパイン材
- 天井の装飾はヘムパネリング
- 寝室や収納の壁はオガファーザー
家族がよく過ごす場所から優先順位をつけると、満足度の高い組み合わせになります。
漆喰と珪藻土の違いと選び方
漆喰と珪藻土はどちらも塗り壁ですが、原料と仕上がりの質感が違います。漆喰は石灰を主な原料とした硬めの壁で、珪藻土は植物プランクトンの化石からできた、細かい穴の多い壁です。
わが家では、人目に触れやすいリビングや玄関の壁に漆喰を、湿気がたまりやすい風呂場の脱衣所に珪藻土を使いました。
迷ったときは、サンプルを取り寄せて、実際に触って比べてみると違いがよく分かりますよ。
マンションの管理規約と防音の確認
マンションで自然素材リフォームをするなら、管理規約の確認が最初の一歩です。床の防音性能や、工事できる範囲が規約で決まっていることが多いからです。
- 床材の防音性能の基準
- 工事できる曜日と時間帯
- 管理組合への届け出の方法
- 自分で工事できる範囲
規約を確認せずに進めると、工事のやり直しになることもあります。わが家は規約に沿った防音性能の床材を使いましたが、それでも下の階の方から音の苦情を受けたことがありました。
規約の基準を満たしていても、音の感じ方には個人差があり、苦情を完全に防げるわけではありません。基準を満たすのは最低限と考え、必要に応じて追加の対策も考えておくと安心ですよ。
自然素材が得意な業者の探し方
業者選びでは、自然素材の施工実績が豊富な会社を選ぶことが何より大切です。無垢材や漆喰は扱いが難しく、職人の経験によって仕上がりや後々の不具合に差が出るからです。
わが家は、「自然素材 リフォーム 引っ越し先の地名」でネット検索して業者を探しました。10社前後を訪ねて打ち合わせをし、最終的には、見積もりの金額と、こちらの要望や意図をくんでくれたかどうかで発注先を決めています。
ただ、足で一軒一軒探すのは骨が折れます。今から探すなら、まずは条件を指定して一括で見積もりを取れるサービスを使うのがおすすめです。下のバナーから、無料で申し込めます。それでも最終的には、3〜4社は実際に会って、担当者や建築士の雰囲気をつかんでから決めることが欠かせません。
自然素材リフォームの費用と節約術

自然素材のリフォームは、一般的なクロスや合板の床に比べて費用が高くなりがちです。ただし、工夫しだいで総額を抑えることはできます。
わが家では、壁の一部にオガファーザーという紙の壁紙も使いました。ここでは、一般的な建材との費用差と、わが家の経験をもとにした費用を抑えるコツを紹介します。予算が気になる方は、見積もりを取る前に目を通してみてください。素材の質を落とさずに費用を調整する方法なので、安心して取り入れられるはずです。
一般的なクロスとの費用差
自然素材の壁や床は、一般的なクロスや合板の床より割高になります。材料費に加えて、塗り壁や無垢材の施工には職人の手間がかかるからです。
わが家では、紙と木片でできたオガファーザーという壁紙を、ダイニングのアクセント壁、寝室、ウォークインクローゼットや押入れなど収納の壁と天井に使いました。塗装はせず素材のまま仕上げて、総額は17万2,000円です。
- 使った面積:約79㎡(図面からの概算)
- 総額:17万2,000円
- 1㎡あたり:約2,200円
- ビニールクロスなら:約8万〜16万円
図面から壁と天井の面積を計算すると、合計で約79㎡でした。同じ面積を一般的なビニールクロス(1㎡あたり1,000〜2,000円)で仕上げた場合と比べると、差は約1万〜9万円で、ビニールクロスの1.1〜2.2倍ほどです。漆喰(わが家は1㎡あたり約4,700円)の半分以下なので、自然素材を使いたいけれど費用は抑えたい場所の選択肢になります。
見積もりを比べるときは、総額だけでなく、素材ごとの単価も確認しておきましょう。
キッチンや浴室の施主支給による節約
費用を抑えたいなら、キッチンや浴室などの設備を施主支給できないか相談するのがおすすめです。業者を通して設備を買うと、商品代に手数料が上乗せされることがあるからです。
施主支給とは、設備を自分で購入して、業者に取り付けてもらう方法を指します。わが家では、施工業者と相談したうえで、ユニットバス(約80万円)と給湯器(約40万円)を自分で購入して支給しました。一般的な施工業者は、工事費の総額に一定の割合の諸経費(現場の管理などにかかる手数料。わが家の場合は10%)を上乗せする方式です。高額な設備を自分で用意したことで、約12万円分の諸経費を節約できた計算になります。
ただし、型番の間違いで配管がつながらないなど、支給した設備でトラブルが起きたときは、自分で対処しなければなりません。工事の日程にも影響が出るので、十分な注意が必要です。また、支給を断られることも多く、ルールとして支給を受け付けていない業者も少なくありませんでした。誰でも使える方法ではありませんが、もし可能なら検討する価値はありますよ。保証の扱いも業者によって違うので、契約前に必ず確認しておきましょう。
行政の補助金の活用
リフォームでは、国や自治体の補助金を使える場合があります。省エネやバリアフリーなど、条件を満たす工事に補助金を出している制度があるからです。
わが家では、二重サッシ(内窓)とペアガラス(2枚のガラスを重ねた窓ガラス)の断熱工事を、リフォーム会社とは別の業者に頼みました。そのときに、国の「グリーン住宅ポイント制度」を利用しています。記憶があいまいですが、ほかにも市区町村の補助か、税金の控除を使ったはずです。
- 先進的窓リノベ2026事業(国・内窓や窓交換が対象)
- みらいエコ住宅2026事業(国・省エネリフォーム全般)
- 既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省・マンションも対象)
- 省エネリフォームの所得税の控除(確定申告)
- 省エネリフォームの固定資産税の減額(市区町村への申告)
- 自治体ごとの独自の補助(東京都など)
断熱工事を考えている方は、ぜひ活用を検討してみてください。多くの制度は工事の前に申請が必要で、国の補助金どうしは同じ工事に併用できない場合もあります(参考:窓リフォーム研究所)。制度の内容や受付期間は年によって変わります。お住まいの自治体の窓口や公式サイトで、最新の情報を確認してください。
自然素材リフォームのよくある質問

ここでは、自然素材のリフォームを考えている方からよく聞かれる質問に、6年住んだ経験をもとに答えます。マンションでもできるのか、カビやダニへの強さ、お手入れの頻度など、気になるポイントをまとめました。
本文で触れきれなかった内容も補足しています。疑問が残っている方は、ぜひチェックしてみてください。質問ごとに、わが家で実際にどうしたかもあわせて答えています。
マンションでも自然素材リフォームはできる?
はい、管理規約の範囲内であればマンションでもできます。わが家もマンションで無垢材と漆喰を使ってリフォームしました。
ただし、床の防音性能などが規約で決まっていることが多いので、計画の前に必ず確認してください。
新築とリフォームで自然素材の扱いに違いは?
大きな違いは、今ある建物に合わせて素材を選ぶ必要があることです。
リフォームでは、下地の状態や既存の設備との相性、マンションなら規約による制限も考える必要があります。自然素材のリフォーム実績がある業者に相談すると安心です。
無垢材や漆喰はカビやダニに強い?
漆喰は強いアルカリ性(カビなどの菌が育ちにくい性質)のため、一般的にカビが生えにくい素材だといわれています。ただし、まったく生えないわけではありません。
換気や掃除をこまめにすることが大切です。わが家での実感としては、ふつうに暮らしていれば、カビやダニの出やすさは一般的な建材と変わらないと感じています。
無垢フローリングのお手入れの頻度は?
毎日の掃除は、掃除機やから拭きで十分です。水拭きをする場合は、固く絞った布を使いましょう。
オイルやワックスのお手入れは、床の状態を見ながら定期的に行います。わが家では、オイル塗りは1年に1回ほどです。
無垢フローリングにワックスは必要?
床の仕上げの種類によって、必要なお手入れが変わります。オイル仕上げの床は、定期的にオイルを塗り直すことで汚れやシミを防ぎやすくなります。
自分の家の床がどの仕上げか分からない場合は、施工した業者に確認してください。
小さな子どもがいても大丈夫?
傷や汚れを受け入れられるなら、子育て世帯にもおすすめです。わが家も子どもと6年暮らしていて、特に小さな子どもがいる家庭にこそ選んでほしいと感じています。
傷を防ぎたい場所にはラグを敷くなど、工夫しながら楽しんでください。
自然素材リフォームのまとめ

自然素材のリフォームには、費用やお手入れの手間といったデメリットがあります。それでも、6年住んだ今も「選んでよかった」と感じられる心地よさがありました。
- 毎日感じる木と漆喰の心地よさ
- 傷や汚れは味わいとして楽しむ姿勢
- マンションは管理規約の確認が必須
- 素材と業者選びで決まる満足度
後悔しないための第一歩は、自然素材の施工が得意な業者を見つけることです。まずは複数の会社から見積もりを取り、費用と提案を比べてみてください。
下のバナーから、無料の一括見積もりを試すところから始めましょう。
自然素材リフォームについて気になることがあれば、下のフォームからお気軽にご連絡ください。


コメント