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「塗り壁にしたいけれど、漆喰と珪藻土のどっちがいいのか決められない」と迷っていませんか。
- 漆喰と珪藻土の違いが分からない
- 湿気やカビに強いのはどっち
- 子どもがいても汚れないか心配
- 費用の差が知りたい

どっちも自然素材の塗り壁だよね。わが家にはどっちが合うんだろう。
ひいちろう犬わが家はマンションのリビングに漆喰、脱衣所に珪藻土を使って6年暮らしています。両方使ったからこそ分かった違いと、意外と違わなかった点をお伝えしますね。
結論から言うと、6年使っても体感できる違いはほとんどなく、決め手は表面の風合いと、見積もりの1㎡あたりの単価だと感じています。
この記事では、2つの違いを比較表で整理したうえで、6年住んで分かった本音と、場所別の選び方をまとめました。
- 漆喰と珪藻土の違いの比較表
- 6年使って分かった良い点と気になる点
- どっちがいいか場所別の選び方
- 費用の違いとわが家の実例
漆喰と珪藻土の違いを一覧で比較

漆喰と珪藻土は、どちらも左官職人がコテで塗って仕上げる自然素材の壁です。見た目は似ていますが、原料も性質も大きく違います。
いちばんの違いは、漆喰は硬くて汚れに強く、珪藻土は湿気を吸う力が大きいという点です。まずは、2つの違いを表で比べてみましょう。表のあとで、項目ごとに詳しく説明します。
| 比べる項目 | 漆喰 | 珪藻土 |
|---|---|---|
| 主な原料 | 消石灰(石灰石を焼いたもの) | 珪藻(植物プランクトン)の殻が積もった土 |
| 固まり方 | 空気中の二酸化炭素を取り込んで固まる | それだけでは固まらず、つなぎを混ぜる |
| 湿気を吸う力 | あり | 漆喰より大きいとされる |
| 硬さ | 硬い | やわらかめ |
| カビ | 強いアルカリ性で生えにくいとされる | つなぎの種類で変わる |
| 見た目 | 白くなめらか | ざらっとした土っぽい質感 |
| 費用(1㎡) | 4,000〜10,000円程度 | 4,000〜10,000円程度 |
| わが家の1㎡あたり | 約4,800円(約90㎡) | 約6,800円(約25㎡) |
| 向いている場所 | リビングや玄関 | 脱衣所や寝室 |
費用は、業者のサイトで紹介されている塗り壁の目安です(クレクス)。下地の状態や面積によって変わるので、参考程度に見てください。
原料と固まり方の違い
漆喰は石灰が原料で、空気中の二酸化炭素を取り込みながら、時間をかけて固まる壁です。固まると、もとの石灰石に近い硬い状態に戻っていきます。
一方の珪藻土は、珪藻という植物プランクトンの殻が海や湖の底に積もってできた土です。珪藻土だけでは固まらないため、石灰や粘土、合成樹脂などのつなぎを混ぜて壁にします。
同じ「珪藻土の壁」でも、つなぎの種類や量で性質が変わる点は覚えておきましょう。
湿気とにおいを吸う力の違い
湿気を吸ったり吐いたりする力は、細かい穴がたくさんある珪藻土のほうが大きいとされています。漆喰にも同じ働きはありますが、珪藻土ほどではありません。
珪藻土は、においを吸いやすい素材ともいわれます。ただし、部屋の湿気やにおいをすべて取ってくれるわけではないので、換気と組み合わせて考えるのが現実的です。
湿気がこもりやすい脱衣所に、わが家が珪藻土を選んだのはこの性質があるからです。
硬さと汚れにくさの違い
硬さで比べると、表面が硬くなる漆喰のほうが、傷や汚れに強いといえます。珪藻土はやわらかめで、強くこすると表面が削れることがあります。
わが家の漆喰は、小さな子どもがいても目立つ汚れがほとんど付きませんでした。一般的には、人がよく通る場所や手が触れやすい場所に、漆喰が向いているといわれます。
ただし、漆喰も白い壁なので、色の濃い汚れが付くと目立ちます。気になる場所には、腰の高さまで板を張るなどの工夫もできますよ。
見た目と手ざわりの違い
一般的には、漆喰は白くなめらか、珪藻土はざらっとした土の質感といわれます。珪藻土は、クリーム色やベージュなど土らしい色の商品が多いのも特徴です。
わが家の壁で比べると、色の違いは暮らしていてほとんど気になりません。ただ、近くで見ると表面の模様は違い、漆喰はなめらかでコテの跡が残り、珪藻土は細かい粒でざらっとしています。

見た目で選ぶなら、素材の名前より、仕上がりの写真やサンプルで確かめるのが確実です。わが家の珪藻土は、MPパウダーという塗り壁材で、細かい粒が残る仕上げになっています。
わが家の漆喰と珪藻土の使い分け

わが家は、築31年のマンション(2LDK)を2021年に自然素材でリフォームしました。壁は1種類に決めず、場所ごとに漆喰と珪藻土を使い分けています。
決め手は、その場所で何をいちばん大事にしたいかでした。見た目と汚れにくさを取るか、湿気を吸う力を取るかで分けています。ここでは、わが家の使い分けと決めた理由、そして6年たった今の本音を紹介します。
リビングと玄関は漆喰
リビングと玄関の壁は、人目に触れやすく、手も触れやすい場所なので漆喰にしました。お客さんが最初に目にする場所だからこそ、白くきれいな壁にしたかったのです。
リビングは家族がいちばん長く過ごす部屋で、子どもが壁にぶつかったり、手を付いたりすることも多い場所です。硬くて汚れに強い漆喰なら、毎日の暮らしにも耐えてくれると考えました。
わが家では、壁と天井をあわせて約90㎡に漆喰を使っています。
脱衣所は珪藻土
お風呂場の脱衣所は、家の中でいちばん湿気がたまりやすい場所です。そこで、湿気を吸う力が大きい珪藻土を選びました。
脱衣所はお客さんの目に触れにくく、壁に手が触れる機会もリビングほど多くありません。やわらかめの珪藻土でも、傷や汚れを気にしにくいと考えました。
珪藻土は、脱衣所の壁と天井のほか、寝室の天井にも使いました。使ったのは、MPパウダー(オリジナル35)という珪藻土の塗り壁材です。
もう一度選ぶなら1種類で十分
正直に言うと、もう一度選ぶなら、漆喰か珪藻土のどちらか1種類にまとめてもよかったと感じています。6年使っても、2つの壁で体感できる違いが分からなかったからです。
違いを感じたのは、表面の風合いくらいでした。汚れやカビ、においの面でも、どちらの壁にも困ったことはありません。
1種類にまとめれば、見積もりも比べやすくなります。風合いの好みが決まらないときは、1㎡あたりの単価が安いほうを選ぶのも一つの方法です。
6年使った漆喰の本音

漆喰の壁にして、2026年で約6年がたちました。施工直後のきれいな状態だけでなく、子どもとの暮らしの中でどう変わったかも見てきています。
結論から言うと、漆喰は想像していたより手がかからない壁でした。ここでは、6年住んで分かった良い点と、気になった点を正直にお伝えします。
目立つ汚れがほとんど付かない
いちばん驚いたのは、小さな子どもがいても、目立つ汚れがほとんど付かなかったことです。白い壁なので、すぐに汚れてしまうのではと心配していました。
漆喰は表面が硬く、汚れが奥までしみ込みにくい壁です。子どもが手で触れる高さの壁も、6年たった今もきれいな状態を保っています。
白い壁にあこがれつつ、汚れが心配で迷っている方には、安心材料になると思います。
6年でひびも補修もなし
6年間で、ひびが入ったことも、自分で補修したこともありません。補修が必要になるような傷みが、そもそも出なかったからです。
漆喰は、欠けたりはがれたりしても、上から塗り重ねて直せる壁だといわれています。いざというときに直せる安心感がありつつ、実際にはその出番がなかったというのが正直なところです。
ビニールクロスのように、汚れや傷みで張り替える必要も今のところ感じていません。
気になる点は特になし
6年住んで、漆喰で困ったことは特にありません。汚れにくさやお手入れの手間でも、珪藻土との差は感じませんでした。
費用は、壁と天井をあわせて約90㎡で43万円でした。1㎡あたりにすると約4,800円で、脱衣所などに使った珪藻土(約6,800円)より安く済んでいます。
白くなめらかな風合いが好きな方なら、選んで後悔することは少ない壁だと思います。
6年使った珪藻土の本音

脱衣所の珪藻土も、漆喰と同じく約6年使ってきました。お風呂上がりの湿気を毎日受け止めてきた壁です。
結論から言うと、6年たってもカビもにおいもなく、見た目もほとんど変わっていません。ここでは、湿気やにおい、汚れやカビ、粉落ちやひびの3つに分けて、ありのままの様子をお伝えします。
湿気とにおいの実感
珪藻土を選んだいちばんの目的は、お風呂上がりの湿気がこもりにくくなることでした。
6年使ってみて、脱衣所で嫌なにおいを感じたことは一度もありません。一方で、「湿気を吸ってくれている」とはっきり体感できるかというと、正直よく分かりませんでした。
湿気の感じ方は、換気扇の使い方や窓の有無によっても変わります。体で分かるほどの調湿効果を期待しすぎず、カビやにおいの出にくい壁と考えるのがちょうどよいと感じています。
汚れとカビの様子
湿気の多い脱衣所で気になるのが、汚れやカビが出ないかどうかです。
結果から言うと、6年間でカビは一度も発生していません。汚れや変色も特になく、施工したときとほとんど変わらない状態です。
珪藻土のカビへの強さは、つなぎの種類によって変わるといわれています。選ぶときは、商品の成分も確認しておきましょう。
粉落ちとひびの様子
珪藻土は、表面を触ると粉が付く商品もあるといわれています。わが家の壁がどうだったかをお伝えします。
わが家の脱衣所の壁は、6年たっても、粉が付いたりひびが入ったりといった変化は特にありません。毎日着替えをする場所ですが、壁の見た目は施工したころとほとんど変わっていません。
粉落ちが気になる方は、表面を固める仕上げ材が使えるかどうかを業者に聞いてみてください。
場所別の漆喰と珪藻土の選び方

漆喰と珪藻土のどっちがいいかは、一般的には使う場所によって変わるといわれます。ただ、わが家で6年使った実感では、暮らしの中で困るほどの差はありませんでした。
そのため、一般的な目安を参考にしつつ、最後は風合いの好みと予算で決めるのがおすすめです。ここでは、部屋ごとの一般的な目安を、わが家の経験もふまえて紹介します。
リビングとダイニング
リビングとダイニングには、汚れに強く見た目も明るい漆喰がおすすめです。家族が長く過ごし、お客さんの目にも触れる場所だからです。
わが家のリビングも漆喰で、6年たっても目立つ汚れはほとんどありません。食べこぼしが心配なダイニングの壁も、硬い漆喰なら安心感があります。
部屋を明るく見せたい方にも、白い漆喰は向いていますよ。
寝室と子ども部屋
寝室は、湿気を吸う力が大きい珪藻土も候補になる場所でしょう。人目に触れにくく、壁に手が触れる機会も少ないからです。
一方で、子ども部屋は壁に触れたりぶつかったりする機会が多い場所です。傷や汚れに強い漆喰のほうが、長くきれいに使いやすいと感じます。
わが家の寝室は、壁をオガファーザーという紙の壁紙にして、天井だけ珪藻土を塗りました。費用を抑えたい場所は、塗り壁以外を組み合わせるのも一つの方法です。
玄関と廊下
玄関と廊下には、人の出入りが多く、荷物や手が当たりやすいので漆喰がおすすめです。
わが家の玄関も漆喰で、靴を履くときに手を付いたり、買い物袋が当たったりしても、目立つ汚れは付いていません。玄関は家の第一印象を決める場所なので、きれいな状態を保ちやすい壁を選びたいところです。
においが気になる方は、靴箱の中や近くを珪藻土にする方法もあります。
脱衣所とトイレ
脱衣所とトイレは、湿気やにおいがこもりやすいので珪藻土が向いているといわれます。わが家も脱衣所は珪藻土で、6年間カビもにおいも出ていません。なお、わが家のトイレの壁と天井は漆喰です。
ただし、水が直接かかる場所は、どちらの塗り壁でもシミの原因になります。洗面台やトイレの便器まわりなど、水はねしやすい低い位置は、タイルや板を組み合わせると安心です。
キッチンのコンロまわりも油はねがあるので、塗り壁ではなくキッチンパネルなどを使うのが一般的です。
漆喰と珪藻土の価格の違い

塗り壁を検討するときに、やはり気になるのが費用ではないでしょうか。漆喰と珪藻土で、どれくらい値段が違うのかを知りたい方も多いでしょう。
実は、素材の違いよりも、下地の状態や仕上げ方で費用が大きく変わります。ここでは、一般的な相場と、わが家の実際の金額を紹介します。
1㎡あたりの費用相場
業者に頼んだ場合の費用は、漆喰も珪藻土も1㎡あたり4,000〜10,000円程度が目安とされています(クレクス)。
6畳の部屋の壁(約30㎡)なら、12万〜30万円ほどになる計算です。ビニールクロスの張り替えと比べると、数倍の費用がかかります。
既存の壁をはがして下地から作り直す場合は、さらに費用が上がります。
わが家の実際の費用
わが家の漆喰は、壁と天井をあわせて約90㎡で43万円でした。1㎡あたりにすると約4,800円で、相場の中では安いほうです。
この金額は2020年12月時点の見積もりです。建築費はその後上がっているので、今なら2〜4割ほど高くなると考えられます(建設物価調査会)。
珪藻土は、脱衣所の壁と天井、寝室の天井をあわせて約25㎡で169,000円でした。1㎡あたりにすると約6,800円で、漆喰より割高になっています(面積は図面からの概算)。
費用が変わる3つの条件
同じ素材でも、3つの条件で見積もりの金額が変わります。見積もりを比べるときは、次の点も確認しておきましょう。
- 下地の状態(今のクロスの上から塗れるか)
- 塗る面積と天井の有無
- 仕上げの模様と塗り重ねの回数
わが家の珪藻土のように、狭くて角や出入口が多い場所は、1㎡あたりの単価が高くなりやすいと考えられます。見積もりは総額だけでなく、1㎡あたりの単価でも比べましょう。
マンションで塗り壁にする注意点

マンションで塗り壁にする場合は、一戸建てにはない注意点があります。自分の部屋の中であっても、すべてを自由に工事できるわけではないからです。
特に大切なのは、工事の前に管理規約を確認することです。ここでは、わが家がマンションでリフォームしたときの経験をもとに、確認しておきたい点を紹介します。
管理規約で確認すること
マンションでは、管理規約で工事の範囲やルールが決められていることがほとんどです。
- 工事できる範囲(専有部分かどうか)
- 管理組合への届け出の方法
- 工事できる曜日と時間帯
- 使える材料の決まり
玄関の外側やバルコニーの壁は共用部分なので、自分では工事できません。迷ったら、管理会社に問い合わせておくと確実です。
今のクロスの上から塗れるか
商品によっては、今あるビニールクロスの上から塗れるものもあります。クロスをはがす手間がない分、費用や工事の期間を抑えやすいのが利点です。
ただし、クロスが浮いていたりはがれかけていたりすると、塗り壁もはがれやすくなります。アクやシミが表に出てこないよう、下地を整える下塗りも必要です。
わが家は床や設備もまとめて工事したので、クロスや下地をすべて取り払い、部屋の内装をなくした状態(スケルトン)にしてから塗ってもらいました。
工事の期間と生活への影響
塗り壁は、塗ってから乾くまでに時間がかかるため、クロスより工事の期間が長くなりがちです。
わが家は、床や壁をまとめてリフォームしたので、2021年2月から4月まで工事が続きました。住みながら工事をする場合は、どの部屋がいつ使えなくなるかを事前に確認しておきましょう。
左官工事は大きな音が出にくい一方で、養生や材料の運び込みがあります。ご近所へのあいさつもしておくと安心ですよ。
漆喰と珪藻土のDIYの注意点

塗り壁は、自分で塗ることもできます。最近は、ホームセンターや通販で、初心者向けの商品も手軽に買えるようになりました。
ただし、広い面をきれいに仕上げるのは、プロでも技術がいる作業です。わが家は業者に頼んだので、DIYの経験はありません。ここでは、DIYを考えている方に知っておいてほしい点をまとめました。
DIYに向いている場所
DIYで始めるなら、トイレや小さな壁の一面など、狭い場所からがおすすめです。失敗しても目立ちにくく、塗り直しもしやすいからです。
いきなりリビング全体を塗ると、途中で疲れてムラが出たり、乾くまでに時間が足りなくなったりしやすくなります。
まずは小さな場所で、塗り壁の感触をつかんでみてください。
初心者は練り済みの商品
初心者には、水で練る手間がいらない練り済みの商品が使いやすいです。ふたを開けてすぐに塗れるので、粉から練るより失敗が減らせます。
色付きの漆喰や、珪藻土を混ぜた漆喰など、いろいろな商品が売られています。わが家はDIYをしていないので、塗りたい広さと色見本を確かめてから選んでください。
DIYで失敗しやすいこと
DIYでよくある失敗は、養生と下地の準備が足りないことです。塗る作業よりも、その前の準備で仕上がりが決まります。
- 床やコンセントの養生不足
- はがれかけたクロスの放置
- 厚塗りによるひび割れ
広い面や天井は、無理をせずプロに任せるほうが、結果的にきれいで長持ちしやすいでしょう。
塗り壁が得意な業者の選び方

漆喰も珪藻土も、仕上がりは職人の腕に大きく左右されます。同じ素材を使っても、塗り方しだいで見た目も長持ちするかどうかも変わってきます。
だからこそ、塗り壁の施工実績が多い業者を選ぶことが大切です。ここでは、業者選びで確認しておきたいポイントを紹介します。
塗り壁の施工例を確認
業者を選ぶときは、漆喰や珪藻土の施工例を写真で見せてもらうことから始めましょう。
クロスの張り替えは得意でも、塗り壁の経験が少ない会社もあります。施工例の数や、仕上げの模様の種類を見れば、その会社がどれくらい塗り壁に慣れているかが分かります。
マンションのリフォーム実績があるかどうかも、あわせて聞いておくと安心です。
見積もりは複数社で比べる
見積もりは、少なくとも2〜3社から取って比べましょう。1社だけでは、金額や提案が妥当かどうか判断できないからです。
比べるときは、総額だけでなく、1㎡あたりの単価や下地処理の内容も確認しましょう。安い見積もりでも、下地処理が省かれていると、あとでひびやはがれの原因になります。
質問への答え方や説明の分かりやすさも、業者を選ぶ大事な判断材料です。
一括見積もりサービスの活用
塗り壁が得意な業者を自分で探すのは大変なので、リフォームの一括見積もりサービスを使うと便利です。一度の入力で、複数の会社から見積もりを取り寄せられます。
無料で使えるサービスが多いので、まずは相場を知るつもりで気軽に試してみてください。
漆喰と珪藻土のよくある質問

ここでは、漆喰と珪藻土についてよく聞かれる質問に、両方を6年使った経験もふまえて答えます。見分け方やカビ、粉落ちなど、本文で触れきれなかった内容もまとめました。
壁選びで迷っている方は、気になる質問だけでもチェックしてみてください。
漆喰と珪藻土の見分け方は?
目安になるのは、表面の硬さと手ざわりです。硬くてすべすべしていれば漆喰、ざらっとしていて爪でこすると粉が付くなら珪藻土の可能性があります。
ただし、色付きの漆喰や表面を固めた珪藻土もあり、見た目だけでは判断しにくいこともあります。確実に知りたいときは、施工した業者に確認してください。
珪藻土は粉が落ちる?
商品によっては、触ると粉が付くことがあります。つなぎの種類や仕上げ方で変わります。
わが家の脱衣所の珪藻土は、6年使っても粉が落ちて困ったことはありません。
カビが生えにくいのはどっち?
一般的には、強いアルカリ性の漆喰のほうがカビが生えにくいといわれています。珪藻土は、つなぎの種類によって変わります。
わが家では、漆喰の部屋も珪藻土の脱衣所も、6年間カビは発生していません。ただし、どちらもまったく生えないわけではないので、換気をして湿気をためないことが大切です。
漆喰と珪藻土は混ぜられる?
自分で混ぜるのではなく、珪藻土を混ぜた漆喰などの商品を選ぶのが安心です。メーカーが配合を調整した商品が売られています。
自己流で混ぜると、固まらなかったり、ひびが入ったりする原因になります。
子どもが触っても大丈夫?
わが家では、子どもが触れても困ったことはありません。漆喰の壁は、6年たっても目立つ汚れがほとんど付いていません。
ただし、施工したばかりの漆喰は強いアルカリ性なので、しっかり乾くまでは触らないようにしましょう。
調湿効果はどのくらい?
調湿効果は、珪藻土のほうが大きいとされています。ただし、壁の面積や部屋の広さ、換気の状態によって感じ方が変わります。
わが家の脱衣所でも、湿気を吸っていると体感できるほどの違いは、正直分かりませんでした。塗り壁だけで湿気をなくせるわけではないので、換気扇や除湿と組み合わせて考えるのがおすすめです。
漆喰と珪藻土の違いのまとめ

漆喰と珪藻土は、どちらも自然素材の心地よい壁です。わが家で6年使った結論は、体感できる差は小さく、決め手は風合いと1㎡あたりの単価ということでした。
- 汚れに強いとされる漆喰
- 湿気を吸う力が大きいとされる珪藻土
- 6年使って体感の差はほとんどなし
- 違いは表面の風合いと費用
- 見積もりは1㎡あたりの単価で比較
自然素材のリフォーム全体の良い点と注意点は、【6年住んだ本音】自然素材リフォームは後悔する?良い点と注意点でくわしく紹介しています。
塗り壁で失敗しないための第一歩は、施工実績の多い業者に相談することです。まずは複数の会社から見積もりを取り、費用と提案を比べてみてください。
写真:Pixabay
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